
ある日、留守電にこんなメッセージが入っていました。
「気になる場合は1を押してください。こちらは日本信用情報機構です。お客様のクレジットまたはローンに重要なお知らせがございます。詳細をお聞きになる場合は、1を押してください…」(いまはメッセージ聞かなくても文字が出るの便利すぎですね😂)
……いやいや、何その日本語!?😳
しかも「1を押してください」って、完全に怪しすぎる。
留守電の電話番号は「+1 (855) 818-4×××」
調べてみると、アメリカの番号。
日本信用情報機構(JICC)は日本の会社なのに、なぜ海外番号から?
この時点で怪しさMAXです。
さらに調べてみると、この番号形式(+1 855〜)は「詐欺電話」でよく使われる形式でした。
特に最近は自動音声を使って「不安をあおる」手口が急増しているみたいです。
「JICCを名乗る電話」はすべて偽物です
本物の日本信用情報機構(JICC)は、個人に電話で連絡することは一切ありません。
公式サイトでも次のように注意喚起が出ています。
「JICCを名乗る不審な電話・SMSにご注意ください。当社からお客様へお電話でローンやクレジット情報を確認することは一切ございません。」
つまり、今回の電話は完全に詐欺です。
なぜこんな電話がかかってくるの?
- 詐欺グループが日本中の番号に自動で片っ端から電話している
- どこかのサイトや登録情報から電話番号リストが流出・転売された
- 番号偽装(スプーフィング)で、本当の発信地を隠している
つまり、誰にでもかかってくる可能性があるということです。
もし同じような電話がかかってきたら
- 絶対にボタンを押さない
- 折り返し電話をかけない
- 留守電は削除してOK
- 迷惑電話としてブロック登録
- 携帯キャリアや消費者センターに報告
そして何より大事なのは、焦らないこと。
こういう電話は「不安にさせて行動させる」のが目的です。
まとめ
今回の電話は、「日本信用情報機構」をかたる詐欺電話でした。
自動音声や海外番号からの連絡はすべて無視してOK。
不安を感じたら、まずは落ち着いて公式サイトを確認するのがいちばん安全です。
「焦らず・折り返さず・調べて正解」
同じような電話がかかってきた方の参考になれば嬉しいです📞✨
参考リンク:
▶ 日本信用情報機構 公式:不審な電話・メールにご注意ください
▶ 消費者庁:架空請求・詐欺電話に注意
▶ 総務省:迷惑電話対策について

